大邱で最初にできた友達の話

私が大邱で最初にできた韓国人の友達、

それは2007年（13年前…）の夏休み、K大学に短期留学プログラムに参加した時の、学生スタッフをしていた子です。

私は札幌の大学から一人でプログラムに参加していたこともあり（全国の大学から日本人学生が参加）、バスで移動するときいつも一人で座っていたのですが、その子（Rちゃん）はそれを知っていつも私の隣に座ってくれたので、移動しながらいろいろな話をしたりしました。

私はその当時、第二外国語の韓国語授業（週2回）を2年受けた程度の韓国語レベル、おそらく初級と中級の間くらい（語学堂やTOPIKレベルで言うと2級～3級くらい）だったのでまだあまり韓国語も上手く話せないし、韓国の人と直接話す機会もあまり無かった時です。

Rちゃんとは同い年だったので、私にとっては『初めて対等な関係で話すことが出来た韓国人の友達』でした。さらに、私とドラマや音楽の趣味もよく合う子だったという・・・。当時私はクラジクワイプロジェクト（Clazziquai Project）というアーティストが大好きで、その話で意気投合したのを覚えています。※当時私はまだアイドルに手を出していない。

↑MVの低画質感が時代を感じる…イジュンギも若い…

短期留学の最後、Rちゃんは私に色々な歌をコピーしたCDをくれたのですが、そのCDが名曲揃いで、実は今でもまだ聞いてるくらい（笑）そんな素晴らしいCDをくれたことも本当に感謝している…

↑例えばこの曲とか。ほんと大好き😢ドラマや映画のOST（サントラ）が多かったかも

その後、2008年に私がソウル留学したときもソウルや大邱で何度か会っていたし、2010年に修士入学した最初の学期、彼女は学部生だったので学部の授業を一緒に受けたこともありました（同じ専攻なので！）。

2011年、Rが韓国語教師として海外に行くことになって、連絡がなかなか出来なくなり、いつの間にか彼女のFacebookも消えていたので連絡もしなくなってしまいました。私が日本に帰国するときに連絡をしたのかどうかは覚えていませんが、おそらく8年くらいは連絡をせずに今に至ります。

授業中の教授の一言が気になってしょうがない

この間の授業中、教授（ボス）が論文の話かなんかをしてるときに『Rって学生が今その論文の準備をしていて・・・』という話をちらっとしていて、その子の名前をフルネームで言ったように、聞こえました。

まさかあのRじゃないよね・・・・？？同姓同名もあり得るし、どうなんだろう…と気になり始めました。Rは元々、私と同じ学科だし韓国語教師もしていたので、大学院に通うのも十分あり得る話。

そこで、昔のメールを検索して、メールを送ってみることにしました（昔すぎてカカオトークで連絡をしたことがない）私は今一切使っていない昔のメアドだったので、Rもそのメアドを使っているのか自信が無かったけど、

メールしてみたところ、すぐに返事がきました！！

やはり、教授が話していたのは私の知っているRだった！！いま修士課程の4学期目で論文を書いているとのこと。お互い同じ大学院にいるなんて思ってもいないから、お互いびっくりしすぎて『何でいるの？！』って感じ（笑）私は昔の知り合いを常に驚かせている…

普通、修士4学期目だと授業を取らずに論文だけ書くので、1～3学期目の学生と会うことはほとんどありません。韓国人学生の場合、昼間働いている人も多いのでなおさら大学で会うことはないし、またコロナの影響で学科の集まりなども全く無い状況なので、下手したらお互いが同じ大学院にいることに気づかないまま卒業してしまうという可能性も大いにあったわけです…。

教授がその話をしなかったら…、私がその名前を聞いていなかったら…、昔のメールが見つかっていなかったら…などなど考えると恐ろしくなるくらい（笑）

とにかくすごく不思議だったけど…縁のある人はまた会うものなんだなぁと感じました。これからも留学中にこのような驚くような出会いがあるかもしれませんね…