去年の12月くらいから、大学とは一切関係ないところで「日本語ー韓国語の翻訳勉強会(スタディ)」を始めてみたので、そのことについて記録しておきたいと思います。
韓国では、有志グループによる勉強会のことを「スタディ」と言いますが、学生だけではなく社会人もこのスタディを活発にしているという印象です…。学生なら同じ専攻についての勉強会、語学勉強をする勉強会、公務員試験を目指す勉強会、就職活動に関する勉強会など、様々な分野があります。
会話スタディ→翻訳スタディの流れ
私は韓国に来た2020年の9月くらいから、大邱の中心部で『日本語会話のスタディ』に参加していました。その時のことは以前ブログにも書いてましたね
この『日本語会話スタディ』は、学校以外の知り合いが欲しいなと思って参加し始めたもので、いわば私は『ボランティア』のような感じで日本語会話に参加していました。
しかし、このスタディの主催者の方の就職が決まって仕事が忙しくなってしまったのと、コロナウイルスの影響でカフェでの集合が難しくなったことから、2021年の夏頃からなかなか集まれなくなってしまっていました。
この会話スタディの新メンバーだった方が、自分の都合(時間帯や場所)に合わせて新たに『別の日本語会話スタディ』を作ったのですが、その開催場所(カフェ)がなんと、私の家の近くでした!私はわざわざ街中まで出向く必要がなくなって参加しやすくなったので、そちらのスタディにも参加することにしました。
数回だけ参加しましたが、学期中は授業が忙しかったりして余裕があったわけではなかったので、長期休みの時などたま~に参加しようかなぁと思っていました(※しかしコロナの影響でなかなか集まれていなかった)
12月頃に、このスタディの主催者の方から『オンラインの翻訳スタディ』を新しく始めるということで、興味のある人はどうぞ~と連絡がありました。
この翻訳スタディは、日本語の文章を韓国語に、韓国語の文章を日本語に翻訳していくというもので、私にとっては日本語の会話をしているよりは「自分の勉強」になる内容です。しかも、韓国語・日本語の翻訳のしにくい部分について考えたり、韓国の人たちの翻訳の傾向・自分の翻訳の傾向についても考えることが出来るので、自分の研究にも役立つことに気づきました…!
ということで、この翻訳スタディに参加することにしました!
意識高すぎな翻訳スタディ(笑)
このスタディは毎週日曜日の夜に、2時間ZOOMで行っています。その週の担当者が翻訳するテキストを選んで事前に共有します。テキストは、韓国語と日本語を毎週交互に翻訳するので、韓日・日韓翻訳が両方できます。
メンバーは5人いますが、私以外はすべて韓国人で社会人の方々。(年齢は正確にはわからないけど、皆30代くらいで、割と近いと思います)
日本語を仕事で使っているというわけではなく、趣味で勉強している人が多いように思います。翻訳するテキストは小説やニュース記事などですが、語彙や表現などは本当に難しい…。それでもメンバーの人たちはちゃんと事前に調べたりしているし、私よりも翻訳のセンスがあるなと感じるので、かなりレベルは高いと思います。(私は、小説がかなり苦手なので、韓国語も日本語も、形容詞などの語彙が本当にありません。笑)
社会人で、ほぼ趣味でここまで日本語を勉強し、翻訳スキルのある人たちの説明を聞いていて刺激になるばかりです…。本当に意識高すぎる・・・。趣味でここまで勉強が出来るものでしょうか…笑
事前に翻訳をしておかなければいけなくて、準備の時間もけっこうかかるので負担になることは確かだけど、その分得るものも多いと感じています…。普段は学べない語彙もたくさん出てくる…。
日本人は私だけなので、日本語の単語や文法についての質問に私が答えることも多いです。一応、ネイティブのニュアンスはわかる(つもり)なので、少しは助けになっているのかな…とも思う…けど、日本語の単語の使い方やニュアンスの違いなどを説明するのは本当に難しいですね…笑
最近韓国の人と話すこともあまり多くないので、韓国語で色々と話せるのも楽しいし、少しでも自分のためになっているなぁと感じられるスタディです。どれくらい続くかわからないけど、細々と続けていければいいなぁ~
いま大学院の学科で、教授の指示により無理やりスタディをやらされているのですが、そのスタディよりも正直、数百倍役に立っていると思います(笑) やはりスタディは『自発的』にやるものだと思います。グチでした
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